
「美濃囲い 3,4手目▲3八銀~▲3九玉」は左図のとおりです。この組み方は玉を4八でいったん止め、▲3八銀と上がってから3九~2八のルートでの玉の移動を狙います。穴熊の含みが消えたり、▲3九玉と指すまでは2八への駒の打ち込みを警戒する必要があったりする短所はありますが、左美濃に対して3九玉型で玉頭戦を選ぶことができるなど、2八玉とさらに深く囲うか、3九玉のままで戦うかを選べる含みがあります。
長所
左美濃を牽制できる(対居飛車)
上部の弱い左美濃に対しては、玉頭から攻めるのが厳しい狙いになりますが、▲3八銀~▲3九玉型で玉頭戦に持ち込めば玉が2八にいる形よりも反動が小さくて済みます。そのため、この組み方は相手の左美濃を牽制する意味があります。
短所
▲3八銀の瞬間の△2八角の打ち込みに注意
穴熊の含みがなくなる

▲3八銀の上がった瞬間は2八に利きがなくなってしまうので、ここに駒を打ちこまれないよう注意する必要があります。
▲3八銀と上がってしまうと穴熊に組めなくなるため、美濃囲いで囲うことが相手に分かってしまいます。
ここからの候補は以下のようなものがあります。
| ▲2八玉 | ▲5八金左-▲1六歩![]() |
|---|---|
| (図は▲1六歩) | |
| オーソドックスな組み方 | 左美濃を警戒した組み方 |