ここでは、相手の速攻に応じて美濃囲いを組む順序を的確に入れ替えることを考えましょう。とりあえず1つ「vs速攻位取り」を解説します。

例えば図1のように、ごくたまに玉の移動をそっちのけで銀で上部を制圧しにくる駒組みをしてくる相手がいます。すぐに振り飛車が悪くなるわけではないですが、基本通り▲2八玉と何も考えずに進めるのではなく、相手の駒の動きに対応してこちらも駒を動かしましょう。
後手の△4四銀の狙いは△3五歩と位を取り、実際にやるかは分かりませんが、△5三銀上~△3二飛と飛車も3筋に回って来る可能性があります。美濃囲いを組んでいる途中は上からの攻めには弱いですから、ここは図2のように▲5八金左と早めに上に備えておくと安心でしょう。