持ち駒の金を打ち付けて自玉の守りを鉄壁にする受けです。とは言っても必要以上に受けると攻め駒がなくなりますのでご注意を。(2007年5月分「今月の受け」より)

左図は▲1二龍と香を補充したところです。なんでもない手のようですが、この手には恐ろしい狙いが秘められています。その狙いを実現させないため、この局面では受けが必要になります。

図の△5一金打が「磐石の金」です。美濃囲いがかなりの鉄壁になりました。この手を入れずに例えば△4七馬と銀を取ると、▲5二龍、△同金、▲7一角、△9二玉、▲9三香、△同桂、▲8二金で後手玉が詰んでしまいます。しかし、この手を入れておけば先手は飛車を逃がすしかなく、その後なら悠々と△4七馬と銀を取ることができます。